現代人は一日中座って生活する時間が大半を占め、下半身肥満の場合が多いが、これはパソコンの前に座って業務する時間が多いため、身体活動量が少なくなり、下半身に肉が付くからだ。

特に下半身は他の身体部位と違って,ホルモンの影響で運動量が足りない場合,脂肪の分解より蓄積や合成がより活発に行われる部位だ。このため,食事調節や運動など一般的なダイエットだけでは体重減量および管理に限界がある。

よって,なかなか痩せにくい下半身肥満に悩んでいる人は,太ももの脂肪吸入などの医療サービスを検討している。

太ももの脂肪吸入は"ケニュラ"というチューブを太ももの部位に挿入し、蓄積された脂肪を吸引する手術で,下半身肥満またはなかなか痩せない足のぜい肉改善が期待できる。

まず,手術前に個人の心電図,血圧,体温,脈拍など,身体状態を把握するためのインバディ測定(?)および検査を実施した後,医療陣との相談を通じて手術部位をデザインし、脂肪を体外に排出させる。

このような太ももの脂肪吸引は、会陰部下部やヒップのしわの内側部分を最小切開して行い、手術後、約1~2日後から日常生活が可能となる。太もも並びに全体的な足ラインを矯正する効果が期待でき,同時に上半身と下半身のバランス解決にも役立つ。

太ももの脂肪吸入は,太ももの表面,裏面,内側,外側など全体的なラインを考慮して,脂肪吸入を行われなければならない。 特に発達した太ももの筋肉が現れないように,個人ごとに太ももの固有ラインを把握し,適量の脂肪を残さなければならない。

手術の過程で脂肪を過度に吸い込むと,筋肉がそのまま表われ,足のラインがでこぼこして見える。 また,太ももの筋肉と筋肉の間の脂肪を残してこそ,すべすべとした太もものラインが期待できる。したがって,太ももの内側と外側のライン,ヒップラインと膝の部位まで全体的なバランスを考慮しながら,手術が行われなければならない。

DI型外科のチョン·ヨンイク院長は"太ももの脂肪吸入は人によって足の筋肉の発達程度と脂肪分布が異なるため,脂肪を吸入する過程で太もものラインを自然でスムーズにデザインすることが重要だ"とし"従って手術前の医療陣と十分な相談を通じて精緻な手術計画を立てなければならない"とアドバイスしています。

続けて,同病院のイ·ミンニョン院長は"担当医療陣が脂肪吸入に対する十分な経験とノウハウを持っているのか,太もものみならずつながっている周辺部の脂肪および筋肉などを総合的,立体的に考慮してラインをデザインしているのか,該当病院が体系的な事後管理プログラムを運用しているかなどを綿密に確認しなければならない"と付け加えています。

[メディカリフォート=オ·ヒョンジ記者]